侍ジャパン入りへ意欲を見せた。ヤクルト並木秀尊外野手(25)が17日、埼玉・草加市内の独協大を表敬訪問。トークショーやリレー対決などで在校生と交流した。「いろんな方に応援されてるっていう実感を改めて肌で感じられる。初心に返るではないですけど、そういう昔の思いも感じながらシーズンオフの節目に来られている」と母校凱旋(がいせん)を喜んだ。
今季は33試合に出場して打率2割3分3厘、1本塁打、10盗塁。故障に泣かされた1年だったが、手応えもあった。「成功率で言ったら今年は一応10割ではあったので。そこはいいのかな」と、盗塁成功率100%だったことを振り返った。
自身と同じく快足が武器で、同学年の日本ハム五十幡亮汰外野手(26)がプレミア12に出場したことで、日本代表への思いが強まった。「プロ野球人生の中で日の丸を背負いたいっていう思いは、五十幡が(日本代表に)入ったことで、より一層強くなった。足の1枠になるかもしれないですけど、そういうチャンスがあれば、日の丸を背負って戦ってみたい」と決意を新たにした。
26年のWBC日本代表に選出されるためにも、来季は強い覚悟で臨む。「けがしないこともそうですけど、チーム内でインパクトを残さないと国際舞台とか、日の丸は背負えないと思う。タイトル取るぐらいじゃないと、自分の立場だと難しいと思うので、タイトルを取るためにやっていきたいなと思います」。ヤクルトのスピードスターが、来季は思う存分神宮を駆け回る。