日本サッカー協会(JFA)は15日、2014年FIFAワールドカップ(W杯)ブラジル大会の開幕戦で主審を務めた西村雄一審判員(52)が、今季限りでトップリーグを担当する審判員から勇退することを発表した。来季からJFAアカデミー福島審判マネジャーに就任する。
協会は「プロフェッショナルレフェリー(PR)で元国際審判員、Jリーグ担当審判員の西村雄一審判員が、2025シーズンからJFA審判マネジャーに就任するため、2024シーズンをもってトップリーグを担当する審判員から退くことになりました」と報告した。
西村審判員は、国際審判員として、10年W杯南アフリカ大会で4試合を主審として裁き、決勝では第4の審判員を務めた。
続く10年のW杯ブラジル大会では、日本人初の開幕戦主審を担当。3位決定戦では第4の審判を務めるなど国際的に活躍した。
10年で国際審判員は引退したが、その後もプロフェッショナルレフェリーとしてJリーグで活動していた。