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【広島】床田寛樹が同学年の矢崎拓也の移籍に「いつも一緒だった」も「プロ1号はあいつから」


広島カープの床田寛樹投手と野間峻祥外野手が「カープフェス2024」のトークショーに登場し、同期入団の矢崎のヤクルトへの移籍を惜しみつつ、新たな再会の機会を楽しみにしていると語った。床田投手は、矢崎選手と共に多くの時間を過ごしたことを振り返り、彼との絆を強調した。彼は矢崎投手の投球に対する対策も進めており、次回の対戦を心待ちにしている。さらに、FA移籍する九里を筆頭に、抜けていく選手たちとの思い出を語りつつ、今後は自らがカープの先発投手陣を引っ張っていく覚悟を示した。トークショーでは、盟友である野間との関係性も話題に上がった。

「カープフェス2024」のトークショーに出演した広島床田寛樹投手(右)と野間峻祥外野手(撮影・前原淳)2024年12月15日、広島市内

広島床田寛樹投手(29)が15日、移籍が決まった2選手との別れを悲しんだ。

9日の現役ドラフトでは同学年の矢崎のヤクルト移籍が決まった。広島の同学年選手はポスティング移籍した鈴木(カブス)、FA移籍した西川(オリックス)に続く移籍。同学年の中でも、矢崎は唯一の同期入団で特別な存在だった。「キャンプの休みのときに何をしてたか考えると、いつもあいつと一緒だった。俺、来年から大丈夫かな」とポツリ。ともに2軍暮らしを経験しながら成長し、公私ともに仲が良く、家族ぐるみの付き合いを続けてきた。

寂しさだけでなく、楽しみもある。トークショーでも「(プロ)第1号があいつから打つのが一番いいと思っている」と高らかに本塁打を宣言。移籍が決まってからもキャッチボールを行い、打者目線で球筋をインプットした。「たぶん僕が一番(多く)キャッチボールしている。やっぱり伸びがすごいです。でも上からしばいてと(イメージしている)」とニヤリ。同一リーグへの移籍によって、投げ合うことだけでなく、打者として対戦する日も心待ちにしている。

12日には九里のオリックスへのFA移籍が決まった。20年シーズン終了後のオフに自主トレをともにするなど、お世話になった先輩の1人。「全員がキャリアハイを出せれば、穴は勝手に埋まると思う。まずは(大瀬良、森下と)3人で引っ張っていければと思います」。先輩が抜ける先発陣を先頭に立って引っ張っていく覚悟がより固まった。

床田はこの日、中部学院大の先輩でチームメートの野間と広島市内の「カープフェス2024」のトークショーに出演した。

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