日刊スポーツ評論家で、巨人やMLBで活躍した上原浩治氏(49)が14日、宮城・仙台で「雑談魂SPトークライブin仙台 presented byたきイオンメディック」を開催した。この日の仙台は、最低気温が1度と寒かったが、登録者数100万人の人気YouTube「雑談魂」でおなじみの熱いトークで盛り上げ、寒さを忘れさせた。
スペシャルゲストには、地元楽天ゆかりの平石洋介氏(44)、岩隈久志氏(43)、銀次氏(36)が登場した。最初のトークテーマ、出演者それぞれのうわさ話では、銀次氏が平石氏に腹を立てていることを暴露。「人として最高。顔がいいし、優しくて、まめなんですよ。人として尊敬している」と前置きしながら、1つ、とある采配に苦言を呈した。
19年4月のオリックス戦、楽天は捕手を使い果たし、入団4年目の09年まで捕手だった銀次氏に9回から急きょマスクを被らせた。「『追いついたらキャッチャーあるからな』と言われたんですけど、相手も抑えが出てきて、追いつくことはないだろうと思っていた」。だが3点ビハインドの9回表に、同点に追いつき、銀次氏の出番が回ってきた。そこから12回まで4回無失点の好リード。しかし当時の平石監督からは「(ねぎらいの言葉が)何も無かったんですよ」。平石氏の「うそつけ!」というつっこみは、会場の爆笑にかき消された。
銀次氏と初対面の上原氏は、銀次氏のトーク力に舌を巻いた。ライブ終盤には「仙台で、今度いつやろうか」と「第2回」にも乗り気だった。上原氏の「楽しかったですか?」という問いには、拍手喝采。東北のあたたかさに触れ、ライブ前に食べたという牛タン弁当にもご満悦。仙台との新たな縁が結ばれた。