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【阪神】ドラ1伊原陵人に「覚悟して入ってくれ」佐々木恭介氏が祝辞 母校大商大プロ入り激励会


阪神ドラフト1位のNTT西日本・伊原陵人投手が母校である大商大野球部主催のプロ入り激励会に出席しました。伊原投手は、大商大OBで阪神の先輩である小野寺暖外野手とともに参加。大学時代にドラフト指名を逃した過去がある伊原は、その時の悔しさをバネに努力を続け、プロ入りを果たしました。彼にとっては、大学での経験と同時代の監督の言葉が重要な支えとなりました。激励会で、阪神の臨時コーチである元近鉄監督の佐々木恭介氏も「阪神の投手は若く、有力なメンバーが揃っている」と激励の言葉を述べた。伊原投手は、自身の成長と恩返しを誓い、感謝の気持ちを表明しました。

母校・大商大野球部主催のプロ入り激励会に出席した阪神1位でOBのNTT西日本の伊原(撮影・中島麗)

阪神ドラフト1位のNTT西日本・伊原陵人(たかと)投手(24)が14日、大阪市内で母校大商大野球部主催のプロ入り激励会に参加した。

大商大OBで阪神の3学年先輩、小野寺暖外野手(26)も駆けつけた。

大学4年時に悔しいドラフト指名漏れを経験し、2年でプロ入りを果たした。「この大学から(直接)プロに行く夢はかなわなくて、恥ずかしい思いをしました」。当時、富山陽一監督(60)からかけられた言葉に救われたという。「そのときに野球人生が終わるわけじゃない。その先で野球を一生懸命続けられた原動力になりました」。

阪神のコーチも務めた近鉄元監督の佐々木恭介氏(74)が現在、臨時コーチを務める。登壇し「阪神の投手は若く、そこそこのメンバーがそろっている。勝負に勝つのは、至難の業やないと思うで。覚悟して入ってくれ」と厳しい口調で祝辞を贈った。

激励会を終えた伊原は、「呼んでいただいたことが一番ありがたいこと。卒業して、こんなにしてくれる大学もないと思うので、本当に感謝したい」と恩返しを誓った。【中島麗】

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