藤枝市による「市制施行70周年・サッカーのまち100周年」記念イベント「フジイロフェス」が14日、藤枝総合運動公園サッカー場で行われた。J2藤枝と藤枝東高サッカー部による連合チームの記念試合や、eスポーツ体験コーナーも設置され、来場した市民らを喜ばせた。
最後は、同市出身で元日本代表FWの中山雅史氏(57=現J3沼津監督)と名波浩氏(52=現日本代表コーチ)がスペシャルゲストで登場。式典に花を添えた中山氏は「藤枝に強い自分をつくってもらった。藤枝から世界へ。サッカーで元気と強さを発信してほしい」と次世代に託した。名波氏も「サッカーと藤枝がなければ、自分の名は全国にとどろかなかった。皆さんに支えていただいたおかげ」と地元に感謝を込めた。
1924年(大13)に志太中(現藤枝東高)でサッカーが「校技」として採用されてから100周年。「元祖・サッカーの街」が来年、新たな100年のスタートを切る。【山口昌久】