DeNA山本祐大捕手(26)が13日、横浜市内の球団事務所で契約更改を行い、年俸2300万円から3100万円増の5400万円でサインした。「精神的にも安定してましたし、チームが勝つために自覚みたいなものが芽生えてたシーズンだったと思うんですけど、そこがより結果にも表れたのかなと」と振り返った。
球界屈指の捕手に成長した。今季は正捕手として108試合に出場し、打率2割9分1厘、5本塁打とキャリアハイの成績を残した。9月に右尺骨骨折し、右尺骨観血的整復固定術の手術を受けていた。日本シリーズでメンバー入りするも出場はなかった。11月に行われたプレミア12も負傷の影響で選出されなかったが「まだ早いと言われたんじゃないかと受け止めている。しっかりした状態で次のWBCも絶対出たいところ。来年1年大事だなと思います」と見据えた。
オフシーズンの自主トレは、阪神梅野の元を離れ、岡山で同僚の佐野、知野と行う。覚悟の単身自主トレを想定していたところ、佐野から誘いを受けてともにトレーニングすることに決まった。梅野には「今の成績があるのはこの4年(の自主トレ)のおかげだと思う」と感謝を示しつつ「佐野さんはトレーニングも似ているところがある。お互い強くなっていきながら戦っていけたら」とともに成長していく。(金額は推定)