ソフトバンク板東湧梧投手(28)が12日、福岡市内の球団事務所で契約交渉に臨み800万円ダウンの年俸3200万円で更改した。
飛躍を誓ったプロ6年目の今季は4年ぶりに1軍登板なし。4月に背中を痛めた影響で最後まで本来の投球を取り戻すことができなかった。
「苦しんだシーズン。これがあったからこそ、よかったと思える野球人生にしていきたい」と前を向いた。
引退した和田からCS期間中にアドバイスをもらった。シーズン後には復調の手応えも感じ取った。「まずは1軍で投げること。そして先発ローテを勝ち取ること」。復活の来季に向け、気持ちを引き締めた。(金額は推定)