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【ロッテ】石川柊太獲得「すごい投手」吉井監督も期待大 マリンの使い手が佐々木朗希の穴埋める


2024年11月、石川柊太投手がロッテに入団することが発表されました。石川はソフトバンクを含む5球団間の争奪戦の結果、ロッテを選び、3年総額6億円で契約。佐々木投手のメジャー挑戦により先発補強が急務だったロッテにとって、石川の加入は頼もしい強化です。石川は得意のパワーカーブを活かし、ZOZOマリンでの投球パフォーマンスに期待されています。通算成績でZOZOマリンでの高い勝率を持つ石川は、先発陣の柱として期待されており、リーグ優勝や日本一を目指すロッテの重要なピースとなることが期待されています。

石川柊太(2024年11月撮影)

マリンの使い手が、令和の怪物の穴を埋める。ロッテが11日、ソフトバンクから国内FA権を行使した石川柊太投手(32)の入団が決まったと発表した。3年総額6億円(金額は推定)で、宣言残留を認めるソフトバンクに加え、巨人、オリックス、ヤクルトの5球団の争奪戦を制した。パワーカーブが武器の石川柊は、風が強いZOZOマリンを得意としてきた。来季からは先発ローテーションの一角を担って本拠地となる幕張で無双し、メジャー挑戦する佐々木の穴を埋める。

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佐々木のメジャー挑戦で先発補強が急務だったロッテに、頼もしい右腕が加わった。5球団の中からロッテ入りを決断した石川柊は、球団を通じて「リーグ優勝、日本一を達成し、吉井監督を胴上げし、ファンの皆さまに喜んでいただけるピッチングをする覚悟と勇気を持って戦っていきます」と、新天地での決意を表明した。

石川柊の代名詞パワーカーブは、風が投球に影響するZOZOマリンで威力が増大する。同球場では今季2勝無敗、通算でも18試合で7勝1敗。勝率は8割7分5厘を誇る。先発ローテの一角を務めてきた佐々木も完全試合を達成するなど同球場を味方に付け、キャリアハイの10勝中6勝を積み上げた。その佐々木の今季先発数と同じ11試合に石川柊が来季に投げるとすれば、通算勝率から9勝と計算。穴を埋めるどころか、貯金まで稼ぐことになる。

ソフトバンクの投手コーチ時代に石川柊を知る吉井監督は「特徴的なストレートと鋭い変化球が持ち味の投手で、入団をしていただけることが決まり、とてもうれしく、そして頼もしく思います」と元教え子の入団を大歓迎。自ら交渉の場に直接出馬して口説き落とした右腕に「前からすごいピッチャーと思いながら、みていました。マリーンズのローテーションの柱の1人として、大いに期待をしています」と先発陣の柱の一角に期待した。

今オフ最大の懸案事項だった先発投手の補強をクリアし、ZOZOマリンの使い手の獲得に成功した。幕張の風とファンの大声援を味方にできる石川柊が、リーグ優勝、日本一の大事なピースになる。【星夏穂】

◆石川柊太(いしかわ・しゅうた)1991年(平3)12月27日生まれ、東京都出身。総合工科-創価大を経て、13年育成ドラフト1位でソフトバンク入団。3年目の16年7月に支配下登録。20年最多勝、最高勝率。23年8月18日西武戦で無安打無得点を達成。通算56勝は育成ドラフト出身投手では史上2位。今季推定年俸1億2000万円。185センチ、88キロ。右投げ右打ち。

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