10月29日に96歳で死去した中日ドラゴンズの元オーナーで中日新聞社名誉会長の白井文吾さんのお別れ会が10日、名古屋市内の中日ビルで開かれ、球団からは井上一樹新監督(53)と一部コーチ、ナイン、関係者らが参列し、白井さんをしのんだ。
立浪和義前監督(55)、落合博満元監督(71)、森繁和元監督(70)、侍ジャパン井端弘和監督(49)らも出席した。
現役時代から親交のあった井上監督は「白井さんは貫禄もオーラもすごくある活動的な方だった」と献花した後に故人をしのんだ。
白井さんは00年に球団オーナーに就き、03年オフに落合監督を招聘(しょうへい)。チームは04年に優勝すると8年間で4度のリーグ優勝、53年ぶりの日本一に輝いた。
侍ジャパン井端監督 「キャンプに子どもを連れていったときに、白井さんは1日中、子どもと遊んでくれた。(07年の日本一は)1回見せられたのは良かった」