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【阪神】ドラ2今朝丸裕喜が決意「自分も早く飾られる選手に」甲子園歴史館に才木ユニ&スパイク


阪神ドラフト2位で報徳学園の今朝丸裕喜投手ら新人9選手が、甲子園と2軍施設を見学しました。今朝丸選手は、先輩の才木のようにプロで活躍し侍ジャパンに選ばれる目標を掲げました。彼は才木がプレミア12で用いたユニホームやスパイクに触発され、自分も同じような場所に立ちたいと決意を新たにしました。また、担当トレーナーからも体格や潜在能力が才木を思わせると太鼓判を押されました。他の新入選手たちも、一流の施設に感銘を受け、プロ生活への期待感を高めました。佐野、工藤、嶋村、早川、川崎といった選手たちは、それぞれの抱負を語り、新たな環境での活動に意欲を示しました。

甲子園歴史館を見学し、母校報徳学園の前でポーズを取るドラフト2位の阪神今朝丸(撮影・和賀正仁)

才木ロードを歩む! 阪神の新人9選手が8日、甲子園と2軍施設を見学し、ドラフト2位の報徳学園・今朝丸裕喜投手(18)が先輩右腕に並ぶ目標を立てた。

午後に行われた甲子園歴史館見学で目を奪われたのは、並べられたばかりのお宝。11月のプレミア12で侍ジャパンに初選出された、阪神才木のユニホームとスパイクだった。「自分も早く飾られるような選手になりたいと思います」。U18高校日本代表にも選出され「次はプロの世界でジャパンのユニホームを」とかねて口にしてきた。今季チームトップ13勝を挙げた才木のような活躍で、いずれは隣にユニホームを並べられるように。熱い思いでじっと見つめ、決意を新たにした。

この日の午前中には、室内練習場でランニングなど軽く体を動かした。見守った担当の仲野トレーナーからは「初めて今日会ったんですけど、才木を思い浮かべるような感じ。才木を思い浮かべさせるような体つきというんですかね」と太鼓判を押された。同じ兵庫出身の高卒右腕として、先輩の背中を追う。

新2軍施設「ゼロカーボンベースボールパーク」をラストに見学を終え、プロ生活への期待感が高まった。「こんなすごい施設を自分の目で見て、早く行きたいと思いました」。今年のドラフトでは唯一の高卒選手。いずれ日の丸を背負うような、スケールの大きい選手になる。【磯綾乃】

▽5位の日本海L・富山、佐野大陽内野手(22) この同期たちに負けたくないし、一緒にいい景色を見たい。(歴史館では)昔、阪神におられた佐野選手の掲示板がすごく印象的でした。

▽育成1位の四国IL・徳島、工藤泰成投手(23) この環境なら言い訳できない。野球にもっと打ち込めるので楽しみ。(歴史館は)圧倒された。自分も歴史の1ページに名前を刻めるように頑張りたい。

▽育成2位の四国IL・高知、嶋村麟士朗捕手(21) 初めて(新人)選手みんなと顔を合わせて、すごい充実した1日。結構フレンドリーな方が多かった。(施設は)いっぱい練習できるなと思って楽しみです。

▽育成3位のくふうハヤテ・早川太貴投手(24) 鳴尾浜は今年何回か行ったけど(新施設は)寮とかもすごくきれい。楽しみ。甲子園の歴史とかにも初めて触れて、改めてすごい場所でできると実感しました。

▽育成4位の日本海L・石川、川崎俊哲外野手(23) すごい施設で本当にびっくり。野球人生で、こんなにいい環境でやったことはない。僕は人見知りなので(同期とは)徐々に合わせていこうかと思います。

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