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【広島】G大阪に3失点完敗で逆転優勝ならず2位 敵地で重い動きが続き加藤陸次樹の1点だけ


サンフレッチェ広島はJ1リーグ最終節でガンバ大阪に3-1で敗れ、9年ぶり4度目の優勝を逃しました。試合前には首位の神戸を勝ち点1差で追い、逆転優勝の可能性を残していましたが、試合開始早々にコーナーキックから失点。後半には加藤が同点ゴールを決めたかと思いましたが、VAR判定で取り消されました。その後、G大阪に2点を追加され試合は決定的に。今季限りで現役を引退するMF青山敏弘はベンチ入りしましたが出場機会はありませんでした。ミヒャエル・スキッベ監督は来季も続投が決定しており、青山がコーチとして新たな役割を担うことになります。

G大阪対広島 前半、シュートを放つも得点することができなかった広島アルスランはユニホームをかんで悔しがる(撮影・上田博志)

<明治安田J1:G大阪3-1広島>◇第38節◇8日◇パナスタ

サンフレッチェ広島の9年ぶり4度目の優勝はならなかった。

敵地でG大阪に3失点完敗し、敗戦の時点で他会場に関係なく優勝の可能性は消滅。大善戦した今季は2位で終わった。22、23年とも3位だった。

試合前までは、首位神戸を勝ち点1差で追った2位広島。G大阪戦では最低でも引き分けることが、逆転優勝の可能性を生みだしていたが、前半12分にCKからあっさり失点。他会場の神戸は逆に前半で2-0とリード。

後半の広島は、同25分に同点と思われたFW加藤のゴールがVARで取り消しになった。その後、G大阪に同36分、同44分に連続で追加点を奪われ、勝負は決した。試合終了間際、加藤が何とか今季9点目のゴールで1点を返した。

ミヒャエル・スキッベ監督(59)は就任4年目の来季も続投し、今季限りで現役引退のMF青山敏弘(38)がコーチに就任する。青山はこの日、ベンチスタートで出場機会はなかった。

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