<ベルギーリーグ:ヘント2-0シントトロイデン>◇7日◇第17節◇ゲラムコ・アレナ
日本選手6人が先発した試合で、ヘントのMF伊藤敦樹(26)がホームのシントトロイデン戦で移籍後初ゴールをマークした。
前半17分、左CKのこぼれ球を拾ったDF渡辺剛が左に流し、ペナルティーエリア手前から右足ダイレクトで強烈なシュートを突き刺した。相手のGK小久保玲央ブライアンも防ぐことはできなかった。
伊藤は8月にJ1浦和レッズから完全移籍で加入。同28日の欧州カンファレンスリーグ予選のプレーオフ第2戦、パルチザン(セルビア)戦で公式戦デビューを果たすと、そこからベルギー杯を含め公式戦20試合連続出場で初ゴールとなった。
185センチの大型ボランチは主力に定着し、キャプテンマークを巻いてフル出場した渡辺とともにタフに活躍中。GKシュミット・ダニエルはリーグ戦で出場機会なしが続くが、チームは7勝5分け5敗の暫定5位に浮上した。
シントトロイデンは小久保の他にDF小川諒也、MF藤田譲瑠チマ、MF伊藤涼太郎が先発し、MF山本理仁が途中出場。無得点で敗れ、4勝6分け7敗の暫定13位となっている。