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【現役ドラフト】注目は2巡目指名が成立するか…過去2回は1巡目指名のみ


現役ドラフトは、出場機会に恵まれない選手の移籍を促進するもので、各球団が1人ずつ出し入れする形で進行します。2022年から始まり今年で3回目になります。過去には成功例があり、初年度には大竹や細川が移籍先で活躍し、それに続いた水谷が今シーズンに交流戦MVPを獲得するなど、成績を上げた例が見られます。しかし、移籍が毎回成功するわけではなく、戦力外になるケースもあります。それでも、この取り組みは選手に新たなチャンスを与え続けています。特に今回は、2巡目指名の行方にも注目が集まっています。これまでのドラフトでは1巡目で終了しており、球団間のニーズが合致するかが鍵となります。

【イラスト】現役ドラフトの概要

出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化する現役ドラフトが、9日に行われる。午後1時からオンラインによる非公開で開催され、必ず全球団が1人は出て、1人は入る仕組み。午後5時ごろには、結果のみが発表される見通しだ。

現役ドラフトは22年オフにスタートし、今年で3回目を迎える。初開催となった22年に移籍した大竹(ソフトバンク→阪神)、細川(DeNA→中日)が23年に新天地でブレーク。現役ドラフトの成功例となった。2回目となった昨オフ移籍組からも、今季、水谷(ソフトバンク→日本ハム)が交流戦MVPに輝いた。結果を残せず、移籍1年で戦力外となったケースもあり、全員がうまくいくわけではない。それでも、現役ドラフトによるチャンスをものにした選手が続いている。

3回目となる今回、果たしてどのような選手が移籍するのか。注目点の1つが、2巡目指名が成立するかだ。過去2回とも、1巡目の指名のみで終わった。希望する球団が複数あれば2巡目指名も行われるが、その希望球団間でニーズが合致しなければ指名は不成立となる。現役ドラフトの成功例が続く中、2人目の移籍を実現させる球団は現れるだろうか。

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