【Ｊ１昇格PO】あと１勝が遠かった 仙台が岡山に敗れて４季ぶりのＪ１復帰ならず

岡山対仙台　前半、競り合う仙台奥山（左）と岡山一美（撮影・前田充）

＜J1昇格プレーオフ：岡山2－0仙台＞◇7日◇決勝◇シティライトスタジアム岡山

あと1勝が遠かった。6位仙台は4季ぶりのJ1復帰を懸けてアウェーで5位岡山と対戦するも、0－2で敗れ涙をのんだ。

前半に先制点を献上。後半開始からMFオナイウ情滋（24）を投入。同8分には足を生かしたドリブルで抜け出し、ペナルティーエリア中央から右足を振り抜くも、相手GKが好セーブ。リーグ2位の失点数を誇る岡山の堅守を前に、攻撃の糸口を見つけたかのように思えた。だが、同16分、フリーでペナルティーエリア内に侵入した岡山本山にパスがつながり、そのまま強烈なシュート。ダメ押しの追加点を許し0－2。順位の優位性を保つため、勝利が絶対条件の仙台。この時点でJ1昇格への道は最低3得点。決定機どころか、岡山の勢いに圧倒され、再三ピンチを招く展開が続き、完敗だった。