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【C大阪】「進藤亮佑は小菊昭雄の作品です」8日東京戦で退団する小菊昭雄監督へ愛弟子が名言


セレッソ大阪のDF進藤亮佑が、今シーズンの最終戦を前にオンライン取材に応じ、監督小菊昭雄への感謝の気持ちを語った。進藤は小菊監督の指導を受け、「小菊昭雄の作品」とまで感謝の意を示し、彼の指揮の下でのチームでの成長を振り返った。札幌からC大阪に移籍してきた進藤は、負傷の影響で初めの2年は先発としての定着には苦労したが、成績を少しずつ伸ばしている。セレッソ大阪は今季最後の試合でFC東京と対戦し、勝利すれば6位に浮上する可能性がある。選手たちは監督の集大成となる試合で、更に一段高い位置にチームを導くことを目指している。

C大阪進藤(24年11月20日撮影)

セレッソ大阪は8日、今季最終戦をFC東京と敵地で戦う。3年半指揮を執った小菊昭雄監督(49)の最後の一戦となり、副主将のDF進藤亮佑(28)が選手を代表して7日、オンラインで取材に応じた。

「監督のことで、何を話そうかなと少し考えてきた」という元日本代表は、「『進藤亮佑は小菊昭雄の作品です』って(コメントし)最後は締めようかなと思っていたが、僕はミシャ(札幌ペトロビッチ監督)の時も同じことを言っているんで、ちょっとそれはやめておきます。『お前、それは昔も言っていただろ』となってしまうんで。でも、それくらいの気持ちというか、自分の中では大事な人」と真顔で返答。進藤らしい名言で、指揮官への贈る言葉とした。

21年に札幌からC大阪に移籍し、最初の2年間はけがもあり、先発に定着できなかった。3年目の23年は28試合1得点、今季は開幕前のけがでここまで8試合無得点だが、指揮官にはあくまで大黒柱としての期待を持たれていた。

「間違いなくサッカー人生が終わるまで、もしくはサッカーをやめて別の仕事に就いたとしても、小菊さんの生き方、振る舞いは頭の片隅に常に残っているんじゃないかなと思う。人一倍、気持ちよく送り出してあげたい」

C大阪は1試合を残し、通算13勝13分け11敗の勝ち点52で現在8位。1差9位で追う東京に勝ち、可能性のある6位に浮上し、小菊セレッソの集大成としたい。

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