メジャーリーガーの3選手が、次回の26年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場を希望した。タイガース前田健太投手(36)、カブス今永昇太投手(31)、カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(27)が7日、貝塚市内でミズノが主催する野球体験イベントに出席。いずれも井端弘和監督体制での出場を目指すと明言した。
DeNAの選手として前回大会に参加した今永は、決勝の米国戦で先発し、勝利投手となった。「左という枠で選ばれていた。実力を100%発揮しても、アメリカにいても選ばれるかは分からない。リストアップされる存在でありたい」と意気込んだ。
ヌートバーは前回大会で、日本代表の1番打者として活躍した。塁上で行うペッパーミルポーズは、日本の小学生もまねをする人気ぶりだった。「選んでもらうチャンスがあれば、全力でチームに貢献したい」。既に昨年、シカゴで井端監督とは面会済みだとした。
前田は広島時代の13年以来、13年ぶりの出場を目指す。「けがもあって前回はチャンスがなかった。年齢的に難しいと思われているかもしれないが、選んでもらえる投手でありたい。諦めていない」。26年は4月に38歳を迎えるシーズンだが、意欲的に語った。