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ソフトバンク入団辞退の古川遼「またドラフトの舞台に立ちたいと思っています」Xに思いを記す


日本学園の古川遼投手がソフトバンクホークスへの入団を辞退し、大学進学を目指すことを決意しました。古川は育成ドラフト1位で指名されたものの、自身の実力に対する悔しさから辞退を選択したと述べています。高校時代の努力を振り返り、ソフトバンクの充実した施設を見学した際、他の即戦力と比較して悔しさが増したといいます。彼は将来的にソフトバンクに1位で指名される投手になることを目指し、努力を続ける決意を表しました。

日本学園・古川遼投手

ソフトバンクへの入団辞退を表明した古川遼投手(18=日本学園)が3日、自身のXで思いをつづった。

育成ドラフト1位指名を受けていた古川は、冒頭にソフトバンク関係者への謝辞を述べた後に「野球を始めた頃からプロ野球選手を目指し、ダルビッシュ選手のような技術も中身も素晴らしい投手になることを夢見ていました。ですが、昔から肩も弱くて、ヒットを打たれまくったり、フォアボールを出したり、プロ野球選手とは全く縁がなさそうな選手でした」と思いをつづった。

入団辞退の理由については「悔しかったこと」が第一で、「同世代の人たちが1位から次々と指名されていくのを見てめちゃくちゃ悔しくて、自分は同年代を見返すために高校で頑張ってきたんじゃないかという思いが、ふと心の中に現れてしまいました」と記した。

11月上旬、決断を下す前に福岡・筑後市のファーム施設を見学した際の心境も明かし、「高校生としては喉から手が出るくらい欲しい環境だったし、ここで野球をやれば確実にうまくなる環境でした。ソフトバンクホークスがどれだけ良い球団かを知り、本当に大好きになりました。斉藤和巳(3軍)監督もグータッチをしてくださいました」とした。

だが、充実した設備に感動する一方で「他の高校生に『即戦力』と言われてる人がいる中、そこに入っていない自分の実力が本当に悔しかった」と改めて悔しさが沸いたとつづった。

今後については大学進学を目指し、「いつか恩を返すために、(順位)縛りをしてでもソフトバンクさんに1位指名をもらえるような、素晴らしい投手となり、世代ナンバーワン投手となって、またドラフトの舞台に立ちたいと思っています」と抱負を刻み、再びソフトバンクへの謝辞で投稿を締めくくった。

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