日本ハム浅間大基外野手（28）が3日、北海道・北広島にある球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸2500万円から「少しだけ上げていただきました」と、アップ査定に一発サインしたことを明かした。「力になれたのは本当に後半戦だけだったんですけど、CSでのサヨナラ打は印象に残っていますけど、やっぱり1年を通して戦えなかった悔しさの方が大きい」と今季を振り返った。
これまで故障に悩まされてきた浅間は、今季も開幕前に右手首を負傷。1軍昇格は6月26日と出遅れたが、それ以降は1軍戦力として49試合出場で打率2割7分5厘、1本塁打、11打点をマークした。「万全ではなかった状態で試行錯誤しながらヒットをつなげられたりという打席がいくつもあった。その辺は自分の引き出しになった。来年に生かしたい」と話した。
今季でプロ野球生活は10年目を終えた。来季へ向けて「テーマは脱力。力を抜いた状態で、動きに力を出していけるか」と話した。また、11月30日のファンフェスではリーダーのキヨコが率いる「清宮フレンズ」の追っかけファンで浅間とよく似た友人の「オタマックス」が登場して世間をざわつかせた。友人に成り代わって「友人が、お騒がせしました。僕ではないので。友人が目立ちすぎたかなと思ったので、そこは言っておきました」と明かした。（金額は推定）
