巨人桑田真澄2軍監督(56)が1日、上原浩治氏(49)がご意見番を務めるTBS系「サンデーモーニング」にゲスト出演。新天地を求め楽天を退団する田中将大投手(36)についてコメントした。
まず上原氏が「(VTRの)表情を見ると、本当は楽天でやりたかったんじゃないかっていう感じの表情ですけど、(球団と)良い話にならなかったっていうところで、本人が納得出来ない部分があったんで、もうそこは違う球団でって決断したと思います」とコメント。
桑田2軍監督は、今季0勝に終わったことについて「(去年秋に受けた右肘のクリーニング手術の影響が)大いにあったと思いますね。手術後はなかなか思うように動かなくなりますので、大いにあったと思いますね」と話した。
来季の復活について「僕は活躍できると思います」と太鼓判。ここ数年の田中の成績が記されたフリップを見ながら「過去3年(21、22、23年)で平均150イニング以上投げてるんですね。これはおそらくリーグで5~6人しかいない、また5~6番目の数字だと思うんです。先発投手は特に僕も上原君もそうなんですけど、いいピッチングをしても点を取ってくれないと勝てないんですね。巡り合わせが非常に悪かったんだと思います。これ(3年間で20勝32敗)が逆の成績になってもおかしくないぐらいの内容なので、3年間、しっかり、マー君は投げてると思ってます。ですから今年は手術の影響で投げられなかったので来年は活躍してくれると思ってます」と話した。そしてあと3勝に迫った日米通算200勝についても「ぜひ200勝を達成してもらいたいと思います」とエールを送っていた。