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【ゴールデン・グラブ賞】広島矢野雅哉が再び師・菊池のスーツ姿「頑張って近づきたい」


広島東洋カープの矢野雅哉選手が、2023年の三井ゴールデングラブ賞を初めて受賞しました。彼はチームメイトで師匠の菊池涼介選手から受け継いだスーツを着用し、受賞式に臨みました。菊池選手は過去10年間、セ・リーグ二塁手部門で連続受賞しており、矢野選手もその影響を受けながらさらなる成功を目指しています。矢野選手は今季、広範囲な守備と強肩で遊撃のレギュラーポジションを確保し、218票を獲得して初受賞に輝きました。彼はシーズンを通じて必死にプレーし、その努力が評価されたことを述べ、今後も安定感を追求しながら守備率10割を目指す意向を示しました。

ゴールデングラブ賞を受賞した広島矢野(撮影・千葉一成)

広島矢野雅哉内野手(25)が28日、師からもらったスーツに身を包み、晴れの舞台に立った。「プロに入って一番取りたい賞だった」という三井ゴールデングラブ賞の表彰式に出席。26日の契約更改会見に続き、菊池から譲り受けた別のスーツで登壇した。1月にともに自主トレを行い、チームでは鉄壁の二遊間を組む師匠は22年までセ・リーグ二塁手部門で10年連続受賞している。「僕も頑張って近づきたい」。連続受賞へ、まずは大きな1歩目を刻んだ。

4年目の今季、広い守備範囲と強肩で、遊撃のレギュラーをつかんだ。2位ヤクルト長岡の67票に大きく差をつける218票を得て初受賞となった。「何とか1年間スタメンとして出られたら、最終的にはついてくるものなのかなと。今年は特に毎日必死にやったので、考えてなかったです」。懸命にシーズンを駆け抜けた末に、つかんだ勲章だった。

菊池は20年には守備率10割で受賞しており「安定感を出さないといけないので、無駄なエラーをなくせるようにやっていきたい。常にそこ(守備率10割)は狙いながら、その中で何とか踏ん張りながらやっていきたいと思います」とさらなる高みを見据えた。

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