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【ゴールデン・グラブ賞】ソフトバンク甲斐拓也、球団捕手では城島に並ぶ7度目受賞「自分の中でも特別」


プロ野球の「第53回三井ゴールデン・グラブ賞」受賞式が都内で行われ、ソフトバンクから5選手が選出された。受賞者の中で特に注目されるのは捕手の甲斐拓也で、2年ぶり7度目の受賞を果たし、球団の歴代受賞記録に並んだ。甲斐は「去年取れなかったのは自分を振り返るいい機会となった」と述べ、今回の受賞を特別なものと感じていると話した。また、他の受賞者には初受賞となる山川、一塁手、栗原、三塁手、周東、外野手が含まれる。甲斐は自身の国内FA権行使についても、残留を視野に入れつつ熟考中であることを明かした。

ゴールデングラブ賞を受賞したソフトバンク甲斐(撮影・千葉一成)

プロ野球の守備のベストナインを選ぶ「第53回三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式が28日、都内ホテルで行われた。パ・リーグ王者のソフトバンクからは5選手が選ばれ、投手部門初受賞のリバン・モイネロ投手(28)を除く4選手が出席した。

捕手で甲斐が2年ぶり7度目、一塁手で山川が初受賞、三塁手で栗原が初受賞、外野手で周東が初受賞。5人中4人が初受賞となった。甲斐は球団の捕手では城島健司チーフベースボールオフィサー(CBO)に並ぶ7度目の受賞となり「去年とれなかったのは自分にとってもいいようにとらえていた。もう1度しっかりやるっていうのはそうですけど、誠意をもって取り組んできた。ゴールデングラブというのは自分の中でも特別。そういった意味ではうれしかったですね」と喜びを表した。

また、国内FA権行使による決断については、残留も含めて現在も熟考を重ねていることを明かした。

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