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大谷翔平、5000万円相当の野球カード所有権返還を申し立て 元通訳の水原一平被告が無断購入


大谷翔平選手が、元通訳の水原一平被告によって不正に購入された32万5000ドル相当の野球カードの所有権を取り戻すため、カリフォルニア州の連邦地裁に返還を申し立てたことが報じられました。水原被告はスポーツ賭博での借金返済のため、大谷の口座から約25億7000万円を不正送金し、eBayなどでカードを購入していました。大谷は標記カードが自己資金で買われたと主張しており、さらにカードには多くのサイン入りのものが含まれるとしています。現在、司法取引に応じた水原被告の判決は2024年1月24日に予定されています。

大谷翔平(2023年撮影)

ドジャース大谷翔平投手(30)が、銀行詐欺罪などに問われている元通訳の水原一平被告(39)に無断で購入された32万5000ドル(約5040万円)相当の野球カードの所有権について、連邦地裁に返還を申し立てたと27日(日本時間28日)、米メディア「アスレチック」が報じた。

同メディアによると、大谷は26日(同27日)にカリフォルニア州の連邦地裁に対し、当局が水原被告から押収した野球カードの所有権を取り戻すための審問を求めたという。同被告は今年1月から3月の間に、転売目的でECサイト大手のeBAYとWhatnotで野球カードを購入。大谷は、これらのカードは自身の金で購入されたものだと主張し、返還を求めている。さらに、押収されたカードの中には個人的にサインした自身のカードも多数含まれており、それらの返還も求めているという。

水原被告はスポーツ賭博で抱えた借金の返済のために大谷の口座から約1659万ドル(約25億7000万円)を胴元のブックメーカーに不正に送金。司法取引に応じ、6月の2度目の出廷で罪状を認めた。当初の判決は10月25日に言い渡される予定だったが、1度目の延期で12月20日、この日の2度目の延期で1月24日に変更となっていた。

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