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【日本ハム】柳川大晟「3倍くらい」アップ更改!今季8セーブも「来年は先発したい」球団に直訴


日本ハムの柳川大晟投手が契約更改交渉を行い、今季年俸540万円から約3倍のアップ査定で契約を更新しました。柳川選手はシーズンを通して中継ぎとしての貢献を果たしましたが、来季は先発投手としての活躍を希望しています。今年の中継ぎとしての経験から、若い内に幅広い経験を積みたいと考えていると述べています。今季は21試合に登板し、防御率4.09を記録。高卒3年目としては、1987年の松浦宏明選手と並ぶ8セーブを達成しました。柳川選手は来季の目標に先発投手として5勝を掲げています。

契約更改を終え会見する日本ハム柳川(撮影・黒川智章)

日本ハム柳川大晟投手(21)が28日、北海道・北広島にある球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸540万円から「3倍くらい」のアップ査定でサインした。

球団には「来年は先発したい」と伝えたという。理由は「今年、中継ぎをやって大変さをいろいろ感じて。先発の方が貢献度が絶対大きいので、先発できるんなら絶対に先発をした方がいいと思う。まだ21歳と若いので、中継ぎ一本に絞るには早いかなと思って」と説明。球団からは「前向きに考える」と言われたという。

5月に支配下選手契約を結ぶと、5月26日楽天戦(楽天モバイルパーク)でプロ初登板初先発。1軍デビュー戦は3回3失点でプロ初黒星となったが、7月に中継ぎとして再昇格するとセットアッパーやクローザーとして奮闘した。

8月7日楽天戦(同)でプロ初セーブ、同23日ソフトバンク戦(エスコンフィールド)でプロ初ホールド、9月6日オリックス戦(同)ではプロ初勝利と立て続けに節目を刻んだが、シーズン終盤は疲労もあり、2軍調整となった。「いろんな経験をさせていただいて、その中でも悔しさが残るシーズンだった」と振り返った。

今季は21試合登板で1勝3敗1ホールド8セーブ、防御率4・09をマーク。セーブ数は高卒3年目までの日本ハムの投手としては87年松浦宏明が持つ球団記録に並んだ。CSファイナルステージでも2試合で中継ぎ登板し、経験を積んだ。来季の目標は先発で「5勝」と掲げた。(金額は推定)

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