<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):マンチェスターC3-3フェイエノールト>◇26日(日本時間27日)◇1次リーグ第5節◇マンチェスター
プレミアリーグ史上初の4連覇を達成するなど、栄華を極めるマンチェスター・シティー(イングランド)の歯車が狂っている。
フェイエノールト(オランダ)をホームに迎え、ハーランドの2得点などで3-0とリードしながら後半30分から3失点した。まさかのドローに終わり、グアルディオラ監督をはじめ選手たちはピッチ上でぼう然とした。
公式戦の連敗こそ5試合で止まったが、6試合未勝利。加えて英BBCによると、6試合連続で2失点以上は1963年5月以降で初めて。歴史的な泥沼にはまっている。
後半30分に相手ボールをカットした後、DFグバルディオルのGKへのバックパスが奪われて失点したのが暗転の始まり。流れを食い止められず、あっさりと同点とされてしまったことに、グアルディオラ監督は試合後の会見で「メンタル的なものなのかは分からない。最初のゴールは起こり得ないものだった」と言って厳しい表情を浮かべた。
「3-0と素晴らしく、いいプレーをしていた。しかし大量失点したように不安定だった。1点を与えて、さらにもう1点となったことで、状況は難しいものになった。あのレベルでこういう失点はやってはいけない」と苦言を呈した。
30日にはプレミアリーグで首位に立つリバプールとの対戦となるが、「我々は回復して次の試合に備えないといけない。今日のゲームのように勝てなければ、難しくなる」と危機感をあらわにした。