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【日本ハム】ドラ2東海大相模・藤田琉生、急成長に大渕スカウト部長は「シンデレラボーイ」


東海大学相模高校出身の藤田琉生投手が、日本ハムからドラフト2位で指名され、契約金6000万円、年俸770万円でプロ入りする仮契約を結びました。198センチの高身長左腕で、将来的なメジャーリーグ挑戦を目標としています。日本ハムは大谷翔平やダルビッシュ有といった先輩がメジャーへ進出しており、藤田も彼らを超える存在になることを決意しています。チームには身長190センチを超える投手が多く、藤田もそうした先輩から学ぶ意向を示しました。また、高校時代には急成長を遂げ、甲子園やU-18日本代表として活躍した経緯も大渕スカウト部長から紹介されました。藤田投手は初心を忘れず、プロ1年目から2軍で活躍することを目指しています。

日本ハムからドラフト2位指名を受けた東海大相模・藤田(左から3人目)(撮影・黒須亮)

日本ハムからドラフト2位を受けた東海大相模・藤田琉生投手(18)が26日、横浜市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金6000万円、年俸770万円で仮契約を結んだ。

将来的なメジャー挑戦を希望する198センチ左腕は「プロ野球選手になったからには(メジャーに)行きたいという思いが強かったので。日本ハムからは大谷選手やダルビッシュ選手が(メジャーに)行っているので、ああいう選手を超えて海外に挑戦したいという思いが強くなった」と決意を改めた。

日本ハムには達や福島、柳川ら身長190センチを超える日本人右腕が在籍。高身長のモデルケースが多くあることについては「身長が大きいからこそ感覚も違う。そういう選手が多いっていうことは、その分多い意見が取り入れられるってことなので、遠慮せずにしっかり先輩方に聞いていきたいです」と話した。

同席した大渕隆スカウト部長(54)は「ずっと(坂本)担当スカウトがチェックしていて、6月に入ってから我々も慌てて見に行った。そこから神奈川の激戦を勝ち抜いて、甲子園でも活躍して、(U-18)日本代表でも活躍して。まさにシンデレラボーイ。金足農業の吉田輝星(18年日本ハムドラフト1位、現オリックス)みたいな、グーっという伸び方でした」と急成長した過程を明かした。

超大型左腕は、用意された色紙に体を小さくかがめて「謙虚」と大きく刻んだ。その心を「中学校(湘南クラブボーイズ)のコーチに教えてもらった。どんな時でも絶対に気を緩めないで、1年目からまずは2軍で勝負できるピッチャーになりたい」と語った。(金額は推定)

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