阪神中川勇斗捕手(20)が26日、来季に向けたスローイング強化と体作りを誓った。
現在は鳴尾浜で強化指定練習に参加。17日の高知・安芸での秋季キャンプ打ち上げ後は「守備とウエートトレーニングをずっとやっている」と明かした。
「セカンドに送球する時に体をねじってしまう悪い癖がある」と分析し重点的に練習している。
二塁への送球にかかる時間も重要視。「早く投げたつもりでも1・9秒とか1・8秒台後半くらい。トップレベルになると1・8前秒台前半とかになってくる」と分析し「そこでアウト、セーフが分かれてくるので、今は速さと正確さと悪い癖を治すことを大事にしています」と話した。
今季は2軍70試合で打率3割2分1厘と活躍したが、けがに悩まされることもあった。体作りについても「1からやっている。来年はけがで離脱とかしないのが当たり前のようにできればいい」と燃えた。