イッツ・ア・辰己ワールド! 侍ジャパンで脚光を浴びた楽天辰己涼介外野手(27)が、同僚の小深田とともにベストナインを初受賞した。最多安打、ゴールデングラブ賞(GG賞)に続いて栄誉ある賞に輝き、三たび英語で喜びを表現した。
To be selected for Prestigious Best Nine has been my biggest honour.(栄誉あるベストナインに選ばれて、とても光栄です)
Knowing that this award comes with great responsibility, I will remain focused and determined.(この賞には大きな責任が伴うことを理解し、今後もうかれることなく、精進していきます)
飛躍の1年となった。158安打を放ち、6年目で初の打撃タイトルとなる最多安打を獲得。守備では397刺殺をマークし、外野手のシーズン刺殺数で76年ぶりにプロ野球記録を打ち立て、4年連続でGG賞に選出された。
攻守にわたる活躍が評価されて、プレミア12を戦う侍ジャパンにも初招集された。「負けたらピッチャー転向します」「最後に結果を残すのが主人公」「100点中、150点」「僕は神様に好かれている」など数々の“名言”を残し、話題をかっさらった。来季も辰己語録全開で球界を盛り上げる。【山田愛斗】