<天皇杯:G大阪0-1神戸>◇23日◇決勝◇国立
第104回天皇杯全日本選手権決勝は23日、東京・国立競技場で行われ、ヴィッセル神戸がガンバ大阪を1-0で下し、5大会ぶり2度目の優勝を飾った。
吉田孝行監督(47)は現役時代の98年度大会で横浜フリューゲルス(横浜F)の一員として優勝を経験しており、選手と監督でのダブル優勝となった。
◆選手と監督で優勝 Jリーグ創設以降に天皇杯を制した監督で、現役時代にも優勝を経験しているのは過去7人。吉田監督が8人目となる。G大阪で14、15年度に連覇した長谷川健太監督は、日産時代の88、89年度大会の決勝にともに出場して優勝に貢献した。20、23年度に川崎Fを優勝に導いた鬼木達監督は、鹿島時代の97年度に優勝メンバー入りした。
92年度 横浜M 清水秀彦(83年度日産=決勝フル出場)
94年度 平塚 古前田充(77、79年度フジタ=決勝ともにフル出場)
03年度 磐田 柳下正明(82年度ヤマハ=決勝フル出場)
13年度 横浜 樋口靖洋(83、85年度日産=決勝ともに出場なし)
14年度 G大阪 長谷川健太(88、89年度日産=決勝フル出場、途中出場)
15年度 G大阪 長谷川健太(88、89年度日産=決勝フル出場、途中出場)
16年度 鹿島 石井正忠(鹿島97年度=決勝出場なし)
20年度 川崎F 鬼木達(97年度鹿島=決勝出場なし)
23年度 川崎F 鬼木達(97年度鹿島=決勝出場なし)
24年度 神戸 吉田孝行(98年度横浜F=決勝先発、決勝点)