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片山善博氏「百条委員会終了してから知事選やるべきだった」兵庫県議会の“勇み足”と指摘


元鳥取県知事の片山善博氏が「ワイドナショー」に出演し、兵庫県知事失職後に再選した斎藤元彦氏と県議会の百条委員会について意見を述べました。片山氏は、百条委員会が違法ではないが疑問のある事柄を調査する重要な役割を果たすと指摘しました。また、不信任決議が知事選につながったことについて、県議会の行動は早計だったとし、その過程で知事側も同様に誤った対応を取ったと批判しました。片山氏は知事や副知事が批判されても、誰が告発したのかを追求するのは間違いだと指摘し、双方の勇み足を批判しました。

フジテレビ

元鳥取県知事の片山善博氏(73)が24日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)に出演。兵庫県知事失職後に再選を果たした斎藤元彦氏(47)と県議会の百条委員会について言及した。

MC東野幸治(57)から「百条委員会、捜査しているのも議員さんたちで、ちゃんとそこできてるんですかという素朴な疑問もありますけど」と聞かれると、片山氏は「何をやるんですか、というと県政上、疑惑なんか出てきて、警察とか捜査機関がやることはそっちがやればいい。そこまでいかない、違法かどうか分からないけど、もっとやっぱり調べてみる必要あるよね、とかですね。違法じゃないけど、極めておかしいよねという話があったときに議会がただしていく、と。証人を呼んで。非常に重要な委員会なんですよね」と説明した。

東野から「不信任が出て知事選に流れたじゃないですか。これ百条委員会が全部終わってからにしたほうが良かったのか」と問いかけられ、片山氏は「そのほうが良かった」と語った。

片山氏は不信任決議を可決させたことについて「これは県議会の“勇み足”だったと思う。功を焦った」と断言し「知事側も勇み足をやっている。告発文(斎藤氏のパワハラ、おねだりなど7つの疑惑についての告発)が出ましたよね。これは一方的に『これはウソ八百だ』とか誹謗(ひぼう)中傷だと決めつけてはいけない。知事や副知事が批判されたときに、当の知事らが誰がやったんだと通報者捜しをする、これ絶対にやっちゃいけない。これで処分した。勇み足だった」と話した。

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