ロイヤルズが、今季9勝を挙げたブラディ・シンガー投手(28)を放出し、レッズからジョナサン・インディア内野手(27)とジョセフ・ウィーマー外野手(25)を獲得した。22日(日本時間23日)、両球団が発表した。
インディアは21年にデビューし、正二塁手に定着。1年目で21本塁打を放ちナ・リーグの新人王に輝いた。今季は151試合で打率2割4分8厘、15本塁打、58打点、OPS.750。ロイヤルズでは1番打者として起用される見込みだ。ウィーマーは昨年ブルワーズでデビューし、今年7月に加入。今季は主に3Aでプレーし、メジャーでは21試合の出場にとどまった。
ロイヤルズからレッズに移ったシンガーは20年にデビューし、22年には10勝5敗、防御率3・23で初の2桁勝利をマーク。今季は32試合で9勝13敗、防御率3・71だった。メジャー通算36勝44敗、防御率4・28。昨年のWBCでは米国代表に選出された。
インディアとシンガーはそれぞれ26年まで球団が保有権を持つ。来季はインディアが出来高を含め年俸705万ドル(約10億9000万円)。シンガーは年俸調停で来季の年俸が800万~900万ドル(約12億4000万~14億円)になると予想されている。