巨人田中千晴投手(24)が22日、都内の球団事務所で20%ダウンとなる380万円減の年俸1520万円で契約を更改した。
2年目の今季は1軍登板3試合だった。「来年は本当に勝負。今年は全然チームに貢献できなかったので妥当だと思います」と受け止めた。今オフに右肘のクリーニング手術を受け、現在はリハビリに励む。「12月の中旬から後半にはボールを投げ始めて」と回復の見通しを語った。
来季は「突き抜ける」をテーマにスケールアップを目指す。189センチの長身から最速155キロの直球と鋭いフォークを武器とする右腕。「今年、僕は同じタイプのピッチャーの中で埋もれてしまった。その中でまた来年、突き抜けて結果出せるように。コントロールと、フォークボールに自信を持ち、ちゃんと真っすぐも低めに投げられるようになったら、周りと差をつけられるのではないか」と話した。(金額は推定)