オリックス宇田川優希投手(26)が22日、大阪市内で契約交渉に臨み、1100万円減の3700万円で更改した。昨年は自己最多46試合に登板して4勝2セーブ20ホールドと活躍し、リーグ3連覇に貢献したが、今年は右肩痛で出遅れ。9月は「右肘浅指屈筋の筋損傷」と診断され、ケガに泣いたシーズンに。「今年は本当にケガで始まって、しっかりリハビリもして、また1軍で投げることができたんですけど、すぐにまたケガしてしまって、本当にいろいろ難しい1年だったなと感じました」と悔しさを顔に浮かべて総括した。
来季は「最強中継ぎ」として復活を目指す。「やっぱり今年のメンバーもみんな結果を残してるので、そこはキャンプからすごくアピールして、いいところに投げさせてもらえるようにしないといけないので。そこは本当に負けたくないなってのはあります」と意気込む。この日の朝、23年のWBCで共闘したドジャース大谷が2年連続3度目のMVPを受賞したニュースが飛び込んできた。「大谷さんはすごすぎて。やっぱり、今もプレミアで戦ってる(巨人)大勢とかを見ると、より頑張らないとなって思います」と侍ジャパンメンバーからも刺激を受け、復肩を目指していく。(金額は推定)