オリックス山下舜平大投手(22)が大阪市内で契約更改交渉に臨み、400万円減の3600万円で更改した。23年は9勝(3敗)を挙げて新人王を獲得も、今年は3勝(6敗)どまり。シーズン終盤は山下らしい投球を見せたが「本当に不甲斐ないピッチングが続いていましたし、チームには迷惑をかけているなと自分では思っていたので、この気持ちを忘れず来年につなげられたら。少しでもチームの勝ちに貢献できたらと思うので」と減額を受け止めた。
シーズン終盤に「第3腰椎分離症」が再発し、みやざきフェニックス・リーグや11月のオーストラリアでのウインターリーグ参加を見送った。計画の修正をよぎなくされたが「シーズン終了の時の腰のケガは、とりあえず治っていて、少しずつ投球も再開できているので。去年のオフシーズンと同じ形でリハビリスタートだったんですけど、課題があるので、そこを今年も去年の課題をクリアしたいなと思います」と前を向いた。
岸田オリックス1年目となる来季は「個人の目標はまず1年間、しっかりローテーションを回って去年の9勝を超えるような成績を残したいと思いますし、チームに貢献してチームをもう1度日本一になれるように頑張りたいなと思います」とフル回転を約束した。(金額は推定)