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大谷翔平、満票で2年連続3度目のMVP!DH史上初、両リーグ受賞は60年代Fロビンソン以来2人目


大谷翔平が、ドジャースに移籍した初年度で3度目のMVPを受賞し、MLB史上初の50本塁打&50盗塁を達成した。打率、打点、本塁打の成績でリーグ上位に位置し、特にWAR(Wins Above Replacement)で最高値を示した彼のパフォーマンスが評価された。彼はまた、シルバースラッガー賞やハンク・アーロン賞など多くの賞を受賞し、リーグを代表する選手としての地位を確立した。今回は指名打者として初のMVP受賞となり、歴史的な快挙を成し遂げた。

ドジャース大谷翔平(2024年撮影)

ドジャース大谷翔平投手(30)が22日(日本時間22日)、2年連続3度目のMVPを受賞した。全米野球記者協会(BBWAA)の記者投票で選出された。史上最多を更新する3度目の満票受賞。エンゼルスからド軍に移籍1年目で、米大リーグ史上初の50本塁打&50盗塁「50-50」(フィフティー・フィフティー)を達成した。本塁打54本はナ・リーグ最多、打点130もリーグ1位で、打率3割1分はリーグ2位と、3冠王に近い成績を残していた。59盗塁はリーグ2位だった。

今季はアメリカンリーグのエンゼルスから、ナショナルリーグのドジャースに移籍した。両リーグでの受賞は1961年、66年のフランク・ロビンソン内野手以来、史上2人目。指名打者(DH)での受賞は初となった。3度のMVP受賞は2位タイになった。

大谷は11日(同12日)に、打率2割7分3厘、33本塁打、91打点の遊撃手リンドア(メッツ)、打率2割9分2厘、36本塁打、95打点の二塁手マルテ(ダイヤモンドバックス)とともに、MVP候補としてノミネートされていた。

出塁率(3割9分)、長打率(6割4分6厘)、OPS(出塁率+長打率=1・036)もトップで、MVPの選出に重視されるWAR(データ上、代替選手=最低年俸レベルの選手=と比べて積み上げる予想される勝利数)はベースボールリファレンス版のbWARが9・2、ファングラフス版のfWARが9・1で、いずれもリーグ最高だった。

12日には各ポジションでリーグ最優秀打者に贈られる「シルバースラッガー賞」、14日には各リーグの最も優れた打者に贈られる「ハンク・アーロン賞」、最優秀DHに贈られる「エドガー・マルティネス賞」、両リーグで最も優れた選手でチームを構成する「オールMLBチームのファーストチーム」にDH部門で選ばれていた。

選考はレギュラーシーズンの成績が対象。ポストシーズン前に実施された全米野球記者協会所属の記者30人が投票した。

今季は右肘手術の影響で登板がなかったが、来季は投打二刀流の復活が見込まれている。

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