ドジャースのGM特別補佐で米国代表ベンチコーチのロン・レネキー氏(68)が、大谷翔平投手(30)のドジャース1年目でのMVP受賞を喜んだ。
レネキー氏はプレミア12の米国代表ベンチコーチとして来日中。スーパーラウンド2日目の22日、東京ドームで行われる台湾戦の前に取材に応じ「ナ・リーグで打者だけでMVPを獲得したことはすごいこと。ア・リーグでは投打の二刀流で受賞したが、彼は投手と打者どちらがより能力を発揮できるか議論もあった。そしてナ・リーグにきて、打者だけで、しかも右肘手術後のリハビリをしながら受賞した。信じられないよ」と笑った。
大谷がドジャースに移籍してきた1年目の今季、スプリングトレーニングから大谷がトレーニングに取り組む姿をそばで見てきた。
「彼がやり遂げたことは、本当にとてつもない。毎年のようにレベルアップしていることも、彼なら驚かない。練習も研究もとにかく一生懸命に取り組むからね」と今季を振り返り「ただ盗塁増には少し驚いた。数多く盗塁するというのは、簡単なことではないのに、彼が今季達成した盗塁は驚くべき数だ。あれほど見ていて楽しい選手はいない」と称賛した。