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【阪神】藤川監督「すごくいいキャンプ」打ち上げ充実感「僕は判断すごく早い」オフへ引き締めも


阪神タイガースは高知県での秋季キャンプを終了し、藤川球児監督がその成果を総括しました。藤川監督はキャンプを通じて次世代と現在のトップ選手の連携を強化し、来春に向けた準備ができたと述べています。今後のオフ期間中も選手たちには自発的な活動を奨励しますが、その結果が成績に現れなければ迅速に判断を下すと警告しています。また、"没頭"というテーマを続け、来春キャンプではさらに練習量を増やし、シーズンに備える体力を築く予定です。監督はこの秋に築いた基礎を春にブラッシュアップして、さらなる成長を目指すとしています。

安芸での秋季キャンプを終え総括を行う阪神藤川監督(撮影・上山淳一)

阪神が17日、1日から行っていた高知秋季キャンプを打ち上げ、阪神藤川球児監督(44)が総括した。

5勤1休、第3クールまでみっちりと鍛錬を積ませた秋。「すごくいい秋季キャンプは送れたかと思う。チームの強みでもあり、課題でもある次世代と今の現有戦力のトップの素晴らしい選手とのかみ合わせというところでは、来年の春に向けて少し準備はできたかなと思います」。見守った指揮官も、晴れた秋空の下で充実の表情を見せた。

一方で、ここから選手たちが各自で過ごすオフ期間について、厳しく引き締めた。

「良いところまで来ているので、オフシーズンの間に形が変わってしまったり。自分で学ぶのは構わないんだけど、それが成績につながらないと、僕は判断はものすごく早いんで。そこでは一瞬でチャンスがなくなる。そういうことは各コーチが伝えたと思いますから」

今キャンプのテーマに掲げた「没頭」は、来春キャンプでも継続する予定。さらに、練習量アップも明言した。「この秋季キャンプで作り上げている形を2月にはブラッシュアップした形で、2月はすごく練習量が増える。それは来年1年間シーズンを戦っていく上で、必要な体力を身につけなければいけないので」。進むべき形を作り上げた秋から、さらに磨き上げる春へ。次のキャンプもみっちり鍛錬に励む時間となりそうだ。

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