阪神が前大リーグ・ダイヤモンドバックスのローガン・アレン投手(27)を新外国人として獲得候補に挙げていることが16日、分かった。
190センチ超の長身を生かした投球が持ち味の左腕は、今季阪神に新加入したハビー・ゲラ投手(29)とも縁が深い。2人は15年11月にともにトレードでパドレスに移籍し、19年に再びともにメジャー昇格。同僚として過ごした。ゲラは来日1年目の今季、岩崎とともにダブル守護神の一角を務めるなど大活躍している。アレンもまだ27歳と若く、来日すぐの活躍も期待できそうだ。
15年MLBドラフト8巡目でレッドソックスから指名されたアレンは、パドレス時代の19年6月に初めてメジャー昇格。デビュー戦で7回無失点の好投を見せ勝利投手に輝くなど、通算45試合の登板で5勝11敗、防御率5・79の成績を残した。
阪神は来季契約で大筋合意しているゲラ、ビーズリーに加えて、新たに3人の新外国人の獲得を目指している。今季四国IL・高知でプレーしたラファエル・ドリス投手(36)とともに、新たな野手の調査も進め、来季リーグ王座奪還のピースとなる戦力獲得を目指す。
◆ローガン・アレン 1997年5月23日生まれ、米国フロリダ州出身。15年ドラフト8巡目でレッドソックスに指名されプロ入り。パドレス在籍中の19年6月18日ブルワーズ戦でメジャー初登板。190センチ、90キロ。左投げ右打ち。