巨人門脇誠内野手が丸塾で飛躍のヒントを授かった。川崎市・ジャイアンツ球場の室内で丸と約1時間、マシンを打ち込んだ。打撃談議をする中で「強く振るな。素早く振れ」と助言を受けた。もともと丸が広島時代の12年秋に当時打撃コーチだった新井宏昌氏から教えてもらった感覚だった。門脇は「言葉の違いですけど、イメージを持つ感覚が全然違う。強くだと力んでしまいがちだが、速くだとスッと回るイメージの差はあった」と体に染み込ませた。
帰宅すると、すぐにホワイトボードに練習で吸収した感覚を記した。自宅には会議室にあるような横幅約2メートルの大サイズのホワイトボードが置かれている。シーズン終盤、ネットショッピングで購入した。ペンを走らせ「書いたらすっきりする。書いたことを毎日、目にして忘れないように」と頭を整理した。復習を大事に、冬期講座でレベルアップしていく。