<W杯アジア最終予選:インドネシア0-4日本>◇15日◇C組◇第5戦◇ジャカルタ
【ジャカルタ=永田淳】FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選で、日本代表(FIFAランキング15位)がインドネシア代表(同130位)に快勝した。
この試合でFW大橋祐紀(28=ブラックバーン)が代表デビューを果たした。後半35分にFW小川航基(27=NECナイメヘン)と交代で出場。28歳で初めて代表キャップを刻むと、後半38分にはMF旗手怜央(26=セルティック)の浮き球のパスに抜け出して相手GKと1対1の場面を迎えた。これはオフサイドとなったが、持ち前の抜けだしを代表戦でも披露した。
記念すべき試合を終えた大橋は「このピッチに立つことを意識してきましたし、そこに出番をもらえたことにすごく感謝しています」と謙虚にコメントした。
10月の連戦で初招集されたが、出番はなかった。そこで必要だと感じたのは、決定力だった。「やっぱりFWとして決めきる力、そこに限ると思う。自分のクオリティーを上げてきたいなと思うし、その中でしっかりと点を取れるようなストライカーになりたい。今日出た課題っていうのを練習から生かしていきたい」。代表生き残りに向けて、さらに力を伸ばしていくことを誓った。