DeNAは15日、日本一優勝パレードが30日に開催されると発表した。リーグ優勝、日本一を成し遂げた98年以来、26年ぶりの開催となる。パレードのコースは横浜ハンマーヘッドから日本大通りへの約1・5キロ。三浦監督、選手たちが練り歩く予定で、パレード出発地点の一部は特別観覧エリアとして、5000円と3000円のチケットが販売される。
さらに、交通誘導や安全管理など、安全にパレードを開催するための運営費用を募るためにクラウドファンディングを実施する。パレードで行進できる権利(10万円)、バスに乗り込む選手をハイタッチでお見送り(1万円)、パレード実使用の参加選手、監督サイン入りの先頭横断幕(50万円)、パレード実使用の選手サイン入りタオルマフラー(3万円)、監督&選手からのお礼動画(1万円)、選手が購入者の名前を呼ぶお礼動画(10万円)などが販売され、ファンとともにパレードを作り上げる。
26年前のフィーバーぶりが、再来するかもしれない。当時は「パシフィコ横浜」から、本拠地横浜スタジアムまで全長2・2キロのコースで、権藤監督や選手たちがオープンカーやオープンバスで回った。沿道には約40万人のファンが詰めかけて大盛り上がり。DeNAの下克上フィーバーが横浜の街を盛り上げる。
パレード実行委員長を務める横浜市の山中竹春市長(52)は「横浜DeNAベイスターズが26年ぶりに日本一の栄冠を手にされましたこと、心からお祝い申し上げます。この快挙に、地元・横浜は歓喜にあふれ、その熱は今なお冷めやりません。この熱気を優勝パレードへとつなげ、市民の皆様、ファンの皆様が一体となって日本一の喜びを分かち合える、特別な機会にしていきたいと思います。皆様の心に残る素晴らしいパレードとなるよう、横浜のまちを挙げて全力で取り組んでまいります」とコメントした。