ポジションごとの優れた打者に贈られる「シルバースラッガー賞」受賞者が12日(日本時間13日)発表され、ナ・リーグ外野手部門の最終候補に入っていたカブス鈴木誠也外野手(30)の初受賞はならなかった。
同部門は新人王の最終候補でもあるジャクソン・チョウリオ(20=ブルワーズ)、同じく新人王最終候補のジャクソン・メリル(21=パドレス)、テオスカー・ヘルナンデス(32=ドジャース)、ジュリクソン・プロファー(31=パドレス)と鈴木の5人が最終候補に入っていた。受賞者はメリル、ヘルナンデス、プロファーの3人となった。
メリルは今季156試合に出場し打率2割9分2厘、24本塁打、90打点、16盗塁。ヘルナンデスは154試合で打率2割7分2厘、自己最多の33本塁打、99打点、12盗塁で3度目の受賞。プロファーは158試合で打率2割8分、自己最多の24本塁打、同85打点をマークし初受賞となった。
鈴木はメジャー3年目の今季132試合に出場し打率2割8分3厘、自己最多の21本塁打で2年連続20本塁打超え、73打点、16盗塁だった。