【明治神宮大会】指名漏れ創価大・田代涼太がプロ集団富士大を８回０封、独立から再びプロ狙う

富士大創価大　力投する創価大先発の田代（撮影・横山健太）

＜明治神宮大会：創価大3－0富士大＞◇大学の部準々決勝◇22日◇神宮

今秋ドラフト会議で指名漏れした創価大（関東5連盟第1代表）の左腕、田代涼太投手（4年＝帝京）が、ドラフト指名選手4人がスタメンに並ぶ富士大（東北3連盟）打線を9回途中無失点に抑え、準決勝進出に導いた。

189センチ、103キロの恵まれた体格から投げ下ろす角度ある直球と、多彩な変化球で翻弄（ほんろう）した。「自分の力を出せれば、大量失点する相手ではない」と平常心で挑み、左打者にはスライダー、カットボール、カーブ。右打者にはツーシームを効果的に使い、低めに制球できた。

大学卒業後は、四国ILの徳島インディゴソックスに進む。「プロにかからなかったら、独立に行こうって決めていました。独立は試合数も多いので経験値も積んでいきたい」と徳島から再び夢を追いかける。