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【G大阪】宇佐美貴史が10月度MVPとベストゴールをダブル受賞 チームを引き上げる活躍が評価


ガンバ大阪のFW宇佐美貴史が、J1の10月度の月間MVPと月間ベストゴールに選ばれた。10月の4試合で2ゴール1アシストを記録し、特に10月5日の北海道コンサドーレ札幌戦での逆転ゴールが評価された。この試合では、宇佐美は途中出場後、試合の流れを変えるPKを決め、その後の巧みなドリブルからの決勝ゴールで勝利を導いた。このゴールが月間ベストゴールにも選出され、宇佐美自身は「自分が選ばれて良いのか迷ったが、重要な試合でのプレーが賞につながった」とコメントした。宇佐美は、今後の試合でもチームを上位に導くために全力を尽くすと述べている。同じく、J1の月間優秀監督賞には湘南ベルマーレの山口智監督、月間ヤングプレーヤー賞には湘南ベルマーレの鈴木淳之介が選ばれた。

G大阪宇佐美貴史(2024年7月20日撮影)

Jリーグは12日、10月度の表彰選手を発表し、J1の月間MVPと月間ベストゴールにガンバ大阪FW宇佐美貴史(32)を選出した。

今季ここまで35試合12得点の宇佐美は、10月の4試合で2ゴール1アシストを記録。10月5日の北海道コンサドーレ札幌戦では、0-1でリードを許す状況で途中出場し、後半追加タイムにPKと巧みなドリブルからの逆転弾を決めて劇的勝利を呼び込んだ。選考委員である日本サッカー協会(JFA)技術委員は「札幌戦であげたゴールは技術だけでなく、バックストーリーやサポーターの思いなどを背負って成り立っているのが印象的」と理由を発表。G大阪の顔としての活躍を評価した。札幌戦での2点目は月間ベストゴールにも選ばれた。

月間MVPは6月に続く今季2度目で通算5度目、月間ベストゴールは今季初で通算3度目の受賞に宇佐美は「自分でいいのかなというところが率直にはあるのですが、札幌戦の印象が大きかったのかなと思います。大阪ダービーで負けて、どん底に突き落とされた中、次戦の札幌戦、何とかチームを立ち上がらせないといけないという強い思いが自分のところにチャンスを引き寄せてくれた一つの大きな要因だったのかなと思います」とコメントを発表。今後の戦いに向けても「今、チームはいい状態、メンタル的に燃えているような状態だと思うので、それを絶やさないようにシーズン終わりまで走っていきたいですし、リーグはできる限り上の順位で、また天皇杯のタイトルのチャンスもあるので、必ず、全員で取れように頑張っていきたいです」と意欲を示した。

J1の月間優秀監督賞には湘南ベルマーレの山口智監督(46)、同月間ヤングプレーヤー賞には湘南DF鈴木淳之介(21)が選出された。

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