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【阪神】井坪陽生、現状維持600万円でサイン 球団から評価「数字がどれも上がっていると」  


阪神タイガースの外野手、井坪陽生選手(19)が、高知県内のチーム宿舎で契約更改交渉を行い、年俸600万円で現状維持の契約にサインしました。井坪選手は今季、2軍戦で105試合に出場し、打率.278、2本塁打、28打点を記録。この成績向上が評価され、来季は1軍での活躍を目指すことを明言しました。高知・安芸で行われているキャンプでも好調で、紅白戦では適時二塁打を放つなどアピールを続けています。藤川監督からもその高い能力を評価され、チームの将来を担う選手として期待されています。自身の成長のためにコーチと積極的にコミュニケーションを取り、各分野でのスキルアップを図っています。また、同チームの戸井零士内野手と津田淳哉投手もそれぞれ500万円、720万円で現状維持の契約更改に合意しました。

契約更改を終え、取材に応じる阪神井坪(撮影・藤尾明華)

阪神井坪陽生外野手(19)が12日、高知県内のチーム宿舎で契約更改交渉に臨み、現状維持の600万円でサインした。

「去年の成績と今年の成績を見て、数字がどれも上がっているということだったので。来年は1軍でしっかり勝負できるようにこのキャンプでしっかりやっていこうと話しました」と球団からの評価を明かした。

高卒2年目の今季は2軍戦105試合に出場し、打率2割7分8厘、2本塁打、28打点をマーク。ファームで存在感を示してきた。 現在行われている高知・安芸キャンプでも猛アピールを続け、9日の紅白戦では左翼線への適時二塁打を披露。藤川監督からも「ものすごく能力が高いことは重々分かっている。チームとしても今後、非常に大事な存在になる選手」と期待を寄せられていた。

「走攻守でレベルアップできるように今取り組んでいるので。自分で考えながらやるのもそうですし。各部門の担当コーチにいろいろ話を聞きながら、それが自分に合えば取り入れる姿勢を持っている」と進化した姿で来季を目指す。

また2年目の戸井零士内野手(19)は500万円、1年目の津田淳哉投手(23)720万円で、ともに現状維持で契約を更改した。(金額は推定)

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