アストロズ菊池雄星投手(33)が10日、岩手・花巻市内ホテルで野球をしている子どもたちを対象とした講演を行った。
自身の野球人生を振り返りながら話した。講演後、一番伝えたかったことを問われると「キャリアを通して、いろんな波があったりとか、野球してれば必ずありますから。今の自分にできることは何かと考えたとき、トライアンドエラーを繰り返しながら、小中学生の時はプロにいけるような選手じゃなかったわけで。今は決して野球が上手じゃないという子も、諦めず夢をもって、夢は必ずいつかかなえられるチャンスがあるから、諦めないで欲しいというとこですね」と話した。
ロッテ佐々木朗希投手(23)は前日、ポスティングシステムによるメジャー挑戦を球団から容認された。直前に知ったという菊池は、感想を求められると「難しいですね。もう少し周りが落ち着いてから。僕の一言が影響あってはいけないので」と、岩手の後輩をおもんぱかった。