ロッテが佐々木朗希投手(23)のポスティングシステムによる今オフのメジャー移籍を容認すると発表してから一夜明けた9日(日本時間10日)、米国では佐々木の話題で持ちきりの状態が続いている。
MLB公式サイトは「ササキはトップFAの何位にランクされるか?」「ロウキ・ササキの契約プロセスで知っておくべきすべて」など複数の特集記事を掲載。FAランキングの記事では佐々木を全体3位に格付けし、移籍先の可能性としてドジャース、パドレス、ヤンキースを挙げた。
米専門テレビ局MLBネットワークでは名物記者のジョン・モロシ氏が「超ビッグニュースが飛び込んできた。日本のセンセーションがポスティングされる。今オフシーズンがますます面白くなった」と興奮気味に伝えた。
ジ・アスレチックは、争奪戦に参戦する球団について「ドジャースの名前がよく挙がっている。メッツとカブスもササキを徹底調査し、ヤンキースとパドレスも環太平洋の調査に大きな労力を費やしている」と指摘した。
ニューヨーク・ポスト電子版は「モンスターがMLBにやってくる」として佐々木が「令和の怪物」と呼ばれていることを紹介し「ヤンキースとメッツ、さらに他の28球団すべてが獲得に興味を示すだろう」と指摘。サンディエゴ・トリビューン電子版は「パドレスは彼を獲得するチャンスがかなりある」とし、ダルビッシュ有投手(38)と近い関係であることなどを理由に挙げた。