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上原浩治氏「ポスティングっていうルールがどうなのかな」佐々木朗希メジャー移籍容認でコメント


上原浩治はテレビ番組でロッテの佐々木朗希がメジャー移籍を認められたことにコメントしました。彼は、ポスティングシステムによる移籍が球団の権利であるとした上で、佐々木がマイナー契約から始めることについて、これには賛否があると述べました。佐々木の今後の成長に期待を寄せつつ、ポスティングシステム自体についても個人的な疑問を持っていることを示しました。ポスティングシステムは、日本のプロ野球選手が海外FA権を取得する前にメジャーリーグに移籍する制度で、移籍には譲渡金が関わります。

上原浩治氏(2019年12月8日)

上原浩治氏が10日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」にご意見番として出演。前日9日、球団からポスティングシステムでのメジャー移籍が容認されたロッテ佐々木朗希投手(23)についてコメントした。

まずポスティングシステムという制度につおて話した。

「球団によって認める、認めないというのももちろんありますが、球団の権利ですから。ロッテの場合は今回は『認めます』って言いましたけど、(制度の使用を)認めてない球団もあるわけですから。どこは本人と球団の話し合いですね」

佐々木がマイナー契約からのスタートになることには「これも賛否あると思いますけど、ロッテで1年間、一度も投げきったことがないっていう意見もありますし、メジャーで過酷な条件でどこまで出来るのかっていう楽しみもありますけど。このポスティングっていうルールが、自分には個人的な意見として、どうなのかなっていうのがあります」とコメントした。

上原氏は08年オフに巨人からFA宣言。オリオールズと契約した。

◆ポスティングシステム 日本プロ野球から海外FA権を取得する前に米大リーグに移籍する制度。日本球団への譲渡金は選手が契約で保証される額により変動する。マイナー契約での譲渡金は契約金の25%。メジャー契約の場合、保証額のうち2500万ドルまでの部分の20%、2500万ドルを超えて5000万ドルまでの部分の17・5%、5000万ドルを超えた額の15%の合計。契約期間内に獲得した出来高払いの額からは15%が追加で支払われる。申請は今月1日に始まり12月15日まで。交渉期間は45日間。

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