バルセロナのフリック監督(59)がレアル・ソシエダード戦の前日、「レバンドフスキに休みを与えることは考えていない」とローテーションに入れるつもりがないことを明かした。
バルセロナは10日にアウェーで行われるスペインリーグ第13節でRソシエダードと対戦する。この一戦の前日、フリック監督が記者会見に出席した。そのもようをスペイン紙アスが伝えている。
フリック監督はまずRソシエダード戦について、「すべての試合に勝ちたいと思っている。我々は今6連勝中(実際には7連勝中)で、今度は私が大好きなチームであるラ・レアル(Rソシエダードの愛称)と対戦する。彼らはテクニカルかつインテリジェンスなチームだ。素晴らしい試合になるだろう」と印象を語った。
続いて、フィジカル面に問題を抱えているクバルシ、ダニ・オルモ、ヤマルに関して、「パウ(クバルシ)はすべての練習に参加した。ヤマルは特別メニューを行っていたので、明日コンディションを見るつもりだ。彼は出場時間が長いので、気を配らなければならない。ダニ(オルモ)は昨夜体調が良くなかったので、薬が効くか様子を見ることになるが、明日間に合うかもしれない」と説明した。
フリック監督はまた、スペインリーグの得点ランキングトップを独走するエースのレバンドフスキにそのうち休みを与えるかという質問を受け、「その必要はないと思う。彼は絶好調だ。私が彼について感銘を受けているのは、そのパフォーマンスだよ。今のところ彼に休みを与えることは考えていない」と明言した。
Rソシエダードが不調であることについては、「試合は毎回違うし、0-0でスタートする。彼らにとってバルサ戦は常に特別な試合であり、スタンドのサポーターも応援する。そのため我々は自信を持つことが重要となる。ボールを保持し、自分たちのアイデアを維持し、プレスをかけなければならない」と返答した。(高橋智行通信員)