【侍ジャパン】辰己３番で１発「主砲として頑張りたい」広いバンテリンドームも「広くなかった」

日本対チェコ　6回裏日本無死一、三塁、右中間へ3点本塁打を放った辰己（右）（撮影・森本幸一）

＜ラグザス　侍ジャパンシリーズ2024：侍ジャパン7－1チェコ代表＞◇9日◇バンテリンドーム

侍ジャパン辰己涼介外野手（27）が、日本のど真ん中に座る。

侍デビュー戦は「3番・中堅」でスタメン出場。3点リードの7回無死一、三塁からは右中間への3ランを放つなど、2打数2安打3打点1本塁打の活躍。試合後のミックスゾーンでは「日本の主砲として頑張りたいと思います」と表情一つ変えず、堂々と胸を張った。

言葉通りに頼もしかった。広いバンテリンドームでの1発も「広い、広いと聞いてたんですけど、僕からしたら、そんな広くなかったす」とうなずいた。「選出してもらった井端さんだとか、そういった方々に選んでよかったという風に思ってもらえるように、応援してくれる方々のみなさんにスターとはこういうもんやという姿を見せるように、楽しみたいと思います」と、最後まで眼光は鋭かった。